国内営業部は、全国7つの営業拠点で展開しており、代理店を通してエア駆動式ダイアフラムポンプ、カーメンテナンス機器、作業環境改善機器を全国に販売しています。
海外営業部は、韓国、台湾、インド、オセアニア地域に主にダイアフラムポンプを販売しており、新マーケットの開発も行っています。当社の営業では、販売だけでなくアフターサービスもしっかり提供することで、顧客のニーズに合った品質の高い営業活動を行っています。日本国内はもちろん、アメリカ、オランダ、中国、タイの4つの子会社を核として世界に営業ネットワークを構築し、ヤマダの製品を展開しています。
当社製商品および販売計画に係る重要方針を決定し、統括する部署です。ヤマダの価値を創造し、顧客へ伝えるためのマーケティングを行っています。
市場調査を行い、営業部・技術部と連携し顧客のニーズを吸い上げ、新製品開発を行います。またWEBサイトやYouTubeなどを利用した広報活動も担当し、当社の魅力を世界にアピールしています。
ヤマダの製造を支える要の存在です。まず生産企画課で営業部と連携をとりながら生産計画を立案します。その生産計画に基づきグローバル調達センター(調達部門)は、生産に必要な資材を選定し、国内だけではなく世界各国から購入します。また工作課では生産に必要な部品を工作機械で加工します。組立課では調達した部品や加工した部品を組立てて製品を完成させます。
当社の生産部では、主力製品であるダイアフラムポンプを年間7万台製造しています。
組立課では、小型、中型、大型のダイアフラムポンプ、工業用・オート・ルブリケータ、特注製品の係に分かれて、製品の組立を行っています。
またクリーンルームでは、半導体製造に使用される、高性能なフッ素樹脂製ポンプを組み立てています。生産現場では生産の自動化が進められており、1週間のスケジュールに沿って計画的かつ効率的に生産を行っています。
工作課ではマシニングセンタや縦型旋盤など1台数千万円以上の工作機械が多数導入されており、製品組立に必要な部品の工作加工を行っています。
工場では安全靴、作業帽子、工作機械操作中の保護メガネ着用等、安全衛生に配慮しながら業務を行っています。
メーカーにとって必要不可欠な存在であり、顧客のニーズに応える新製品の設計・開発、既存製品の改良を行います。当社の技術部では、設計のデジタル化を目指し、3Dスキャナー、3Dプリンター、1DCAEなど最新式のツールを導入して製品開発に利用しています。
また、フロントローディング化に取り組み、開発上流(初期)工程における綿密な検討、シミュレーションを導入することで、手戻りを削減し効率的な開発を進めています。
当社では、さらなる飛躍に向けて相模原新工場の建設を決定し、2021年10月に相模原新工場「Sagamihara
Fab」が完成致しました。
この「Fab」は「Fabrication」(製造)と「Fabulous」(素晴らしい)を意味しています。
新工場は近代的なガラス張りのデザインであり、敷地内に竹林を植栽し緑豊かな工場となっております。事務棟では、従業員がゆったりとくつろぐことのできるスペースを設置し、定位置を定めずに働くフリーアドレスオフィスを採用するなど、新たな働き方を進めています。生産棟には高性能なフッ素樹脂製ポンプを製造できるクリーンルームがございます。
また、相模原工場は、相模原市SDGsパートナーに認定されております。